咲いては散りゆく式/komasen333
 
見下ろしていた
窓からノスタルジアになる前の   笑み と 涙




眺めていた
改めて見ると、目新しくも見えた   見慣れた すべて  






グラウンド
向かいの校舎
職員室
屋上のタンク
雲のない空
伊吹おろし







見惚れていた
その存在感   最後の最後まで多くの心に咲き続けていたその雰囲気



呼ばれて降りていく
いつもと変わらぬ無邪気     後輩に囲まれる姿が 誰よりも眩しかった









いつのまにこんなとこまで来て
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