口笛/板谷みきょう
 
〜しりとり四行詩より〜

口笛吹いて 別れて来た
この道のりに ふと振り返ると
いつも 困っていた時には
道しるべとなっていたあなた

あなたに逢えて気付いたことは
愛が心を育むことと
別れは必ずやって来ること
あなたがいつもたまらなくすき

たまらなくすきな君の街
ゆらりゆらりと時は移れり
星の瞬き まろび出づる頃
幸せの後ろ影 空うららな口笛
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    (2003/01/21)
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