冬憂い、浮遊霊、嫉妬の配分方法/狩心
で 女になっていく、もうわたし、少女じゃないの、大人の、
括れを手に入れた遠回りする馬鹿な優しさに、 誇りを持って、居る。
世界の始まりは膨らんでいない私の胸の谷間から、
覗いている一匹の雨カエルの、
静かなエメラルドの広がり、
当てもなく対戦動画にて、
背筋に、見られている 踊りに、
一寸の闇の絵を描く、
声はこの砂漠の向こうの、今見えていない地平線のさらに先、
地中に刺した杖の、 わたしを支えるの、
天の雲にまでも伸びる、 鉄の柱の
舐めたら血の味
わたしはドンドン吸い込むナウを絶対に踏まない。
そういう強さを認めて、
君のフェイクを影にする、
雨偽声は線の走りを
[次のページ]
戻る 編 削 Point(1)