天使/未有花
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ちらちらと粉雪が舞うなか
高らかにラッパの音が鳴り響く
あれは祝福の合図か
それとも最後の審判への警告か
澄んだ空に鳴り響く清らかな音に
私は身も心も洗われて行くような気がする
冬の寒い朝
君のために幸いを祈ろう
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僕の翼を折ったのは誰？
あの青く透き通る高処（たかみ）から
僕を引き摺り下ろしたのは誰？
認めたくないほど僕は醜く成り果てた
今さら愛を求めるほど
僕は愚か者じゃないけれど
あなたを超えるくらい強くなりたい
それだけを望みにして僕は今を生きている
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白皙の美少年とでも言おう
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