肉体の使命/
yamadahifumi
言葉が沈黙を奏でる時
お前の歌は止む
人々の叫声は慣れたものだ
・・・今や、お前の心をかすりもしない
この世の全てが矢となってお前に襲いかかっても
やがては暁が貴様を導く
天国のその先にある大地へと
そこでお前は再び歌い始め
天上の台座となって倒れるのだ
・・・それが僅か一かけらお前に残された
肉体の使命とでもあるというように
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