止まっている様でそれは止まっていない。/狩心
然と聳え立つ大地の逆さ吊り、
他社には分かられない 我が支社。
遠く地球を裏返して誰もいない、
肉の内側の幽霊の 何百の 蠢く 移動の 入れ替わり立ち代りの 場所の変換の
数えることが不可能な 草炎の飢えを走る 手を繋いだ恋人たちの 蜃気楼の
美しさに跪かない 美しき 青の春の菜の花、 この手につかむ。
終焉の
温度の 音読 食う気 - 目覚しく 目が垂れていく 液体になって 大河、そのザラザラな皮膚の 痙攣の 産みの波、 幽閉と
天災に 汚い、 反抗を施して
印鑑する、名の、馳せた・・・
止むに止まれない
矢の 雨の 古語 労労と 累累屍、
機会で温める 恩 前髪が揺れて
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