「燃やす」への感想/ぎょうてんかん
 
こういう詩を読むと、私自身もストーブに当たり、ぼうーっとして考えにふける、その一瞬がめぐってくるようだ。こういう瞬間は、もちろん束の間かもしれないけれど、他のことはどうでもよくなる精神の幸せな集中時なのだと思う。私自身もまた、他の人から見たらどうでもよいことに集中している時があるから、この詩を読むとほっとする。そして私だけでないだろうとすこしほくそ笑む。
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