あの日の世界/番田 
 

君といることが好きだった
いつも全てが見えなくなっていく時 君と
そして私自身が まだ 若かった頃 君と そして
美しい音楽が世界の全てだったと思えていた


一人で私は風景を見つめていたのかもしれない
いつも流れていく風景を 私は
きっと 遠くに ぼんやりと見ていた 流れて そして
あの時 君の言った言葉を忘れて

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