明日と明後日の間/たもつ
 
 
 
明日と明後日の間に
空き缶が転がってる
ある秋の日
赤い夕日を見に行った兄は
明け方になっても帰ってこない
あれは誰の
アコーディオンだろう
蟻のように
雨にうたれて
 
 
 
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