文系の為の数学講座 第四回/
 
n | ∃k ∈ N s.t. n = 2k}

こうすると
 #N[odd] = #N[even]
ということが証明出来ます。
分かり易く説明すると、 N[odd] の 要素を一つ持ってきて 2m - 1 としましょう。
すると、その数に 1 を足した数、つまり 2m を対応させることによって全ての奇数
に対して重複無く偶数の数を対応させることが出来ます。
よって、 #N[odd] = #N[even] となります。

分かり易く書けば
 1, 3, 5, 7, …, 2m - 1
 2, 4, 6, 8, …,   2m
といった具合です。

まだ納得出来る範囲か
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