文系の為の数学講座 第四回/
 
#A = 集合 A の要素の数

つまり、要素が同じでも違っても、一対一対応をさせて数えていくことによって、大
小の比較が出来るわけです。
() と () の大きさで考えると、 a と c 、 b と d を対応させることが出
来るので同じ大きさ、ということが分かります。
とすると、無限に要素を含む集合でも大きさが等しいだの等しくないだの出てくるわ
けです。

奇数の集合を N[odd] 、偶数の集合を N[even] と表す事にしましょう。
つまり、
 N[odd] = ( 2k - 1)
 N[even] = {n
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