生/m.qyi
 
こっと旦那さんに黙って奥さんとエッチしたいなあ、洗濯物干すお手伝いしたいなあってくらい、ささやかな、まろやかな、らぶだ。そして、旦那にピストルで撃たれて死にたい。
 そんなどっちつかずの僕だったけれど、ちょっとニヒリストっぽくなってきた節がある。
「死、と再生。懐かしいフレーズだ。どちらかが良くてどちらかが悪いとか、対極にあるものだとか、寝惚けたことを行ってられる歳じゃないさ、」とhorouさんがいうが、僕は、全然成長しないガキでも、寿命はある。それと共に、僕の持てる愛、僕のできることには限りがある。それにしても、このαがどんどん小さくなる傾向を今の社会は持っている。この傾向の所在こそを考えな
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