雨の日について/
timoleon
「十二月の雨」は酷評
ビジネススーツなんて着て
痛覚のないロボットになら
悪態をついてもいい
と、思っている
魔法の網点が、
ぼんやりと何もかも
すべて欲してしまい
白いシーツを被って
シャーマンの子みたいね
と、彼女は乳首に星を
隠している
前の、前の、現世も、
同じように退屈な限り
冷たい雨のせいにして
、試写室内で
フィルムに火を放ち
棒を振る踊り
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