はみだしっ子たちの朗読会〜意識の表層〜詩人の仕事/馬野ミキ
 
グ』という呼び方も個人的にはあまり好きではない
尻の割れ目にうんこついているのに無理やり代官山でチワワの服を買っているようなインチキ臭さと違和感がある)
その導火線にちゃんとした火が付かずに終わったことも
上記のようなことが根本にあるんじゃないかと。
混迷の時代とかうんこの時代とか言われているけれどもう一度
・私は何が欲しいのか
・私はその為に一体どうしたらいいのか
・無理ならなぜ無理なのか
とかこういう自分の人生に直接関係のある根本的なことを「言葉」にして考える必要があるのじゃないかな、とか。

「言葉」にするとは考えることで、
「言葉」なしにぼくらは物事を考えられない。

詩人側の仕事というのは、ただおのおのが勝手に何かとシンクロして詩集作って自費出版して友人に半ば強引に売りつけるとかだけじゃなしに
社会に対して
「言葉とは役にたつものだよ」
「言葉をちゃんと使ってみるということは自分たちの利益になることなんだよ」
と、ちゃんと「言葉の先生」になって教えるということも
うん、こういうのも詩人の仕事だとぼくは思います。




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