夕陽のひととき/
yamadahifumi
朝焼けの微笑の中を
お前の頬が通る
一度は抱いたお前の頬も
今や朽ち果てている御様子
俺は昔のお前を嘆いて
自分の老顔を忘れるのだ
今や、陽は西へと傾き
それは人々の来世を忘れて
「今このひととき」を楽しんでいた・・・
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