文系の為の数学講座 第三回/
 
牛 牛 (略) 牛
石 石 石 (略) 石 石

となると、牛君が一人、どこかで膝擦り剥いて泣いてたり、
狼の胃の中に居ちゃったりしてるわけです。

牛 牛 牛 (略) 牛 牛
石 石 石 (略) 石

だったら、どこか他の牛君が混ざってるか、
あんなことやこんなことして家族が増えたりしちゃってるわけですね。

そう、これが「一対一対応」の原理です。

有名な話をもう一つすると、豊臣秀吉さんが、大きな山の、木を数えたい時に、部下
に、紐切れを渡して、「全ての木に結んでこい」、と。
そして、全ての木に付け終わったら、「結びつけた紐だけを外して集め、数を数え
ろ」と。

賢いですね。木に傷も付けず、自然に優しいです。ただし、部下には優しくないです
ね。

さて、少しずつ「一対一対応」が見えてきたでしょうか。

ひとまず、前回長すぎたようなので今回はこの程度にします。
まだ書けるけど、読み手の気持ちにもならなきゃね。
ということで。

戻る   Point(0)