文系の為の数学講座 第三回/
 

えっと、前回から引き続き「一対一対応」を御題に。
まあ、前回殆ど触れなかったんですけどね。

そう。
もう少し、脱線の続きの話もしておきましょう。

今まで出て来た N, Z, Q, R, C という五つの数の集合ですが、説明の時も仄めかし
ておいた通り、
 N ⊂ Z ⊂ Q ⊂ R ⊂ C
という包含関係が成り立ちます。
(ここで、 A ⊂ B とは、 A が B に含まれる、という意味です。)

じゃあ、 C が一番でかいか、というとそうでもなくて、でかいのは幾らでも作れる
のですが、まあ、有用なのだけちょろっと紹介。
難しいと思ったら読み飛ばして構いません。
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