黒煙/
mac
どれほど言葉を紡いできただろう
情熱に押される時も
少し照れるそんな言葉も
あなたが穏やかな時はわたしはまるで猫が木漏れ日にあたるよう
あなたが苦しい時はわたしは黒い塊になる
ただそれを繰り返し繰り返し
すぐに笑い話だね
くすぶる黒みは胸の奥に
これからも言葉を紡ぐだろう
そんな嫌な顔をしないで
時々噴出す黒い煙は
わたしの生きている証なのだから
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