自然を眺めると/藤鈴呼
 
ちでも
柔らかな 藻や 小魚に 触れる内に

イガイガした部分が 取れて
口笛も 吹きたくなるかも 知れません

そうなったら こっちのモノ♪ とばかりに
大声で 叫んでも よし

誰も居ない 山に向かって やまびこを
楽しんでも 良いでしょう

河の音で かき消されますから
泣いたって 良いのです

沢を下る頃には スッキリとして
足取り軽く なって いますよ

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* 必要悪 檻・柵・境 区切り付け

何でも 守れ護れと 囲いを付けたら
漬物のようになってしまった心は
開放感を 求めるものなのかも 知れません

逆に スパッ スパッと 切り捨ててばかりだと
大切な存在を
見落として しまいそうですから
注意が 必要ですネ

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