光の愛/
yamadahifumi
幾千の言葉をくぐり抜けて
夜に流星は降り注ぐ
人は自分達の言葉をもって
自滅することを願っていたのだった・・・
僕は「彼女」と二人きりで 丘の上で
天空の空模様を眺めていた
神々は密言を交わし
僕らは互いの怖れを排した
君が服を脱ぐ衣ずれの音が聞こえる時
僕は普通の男のように勃起した
今や空模様は大荒れ
僕達の愛は昇天するかに思われた
人々は自滅の言葉をもって
自分達を慰めていた・・・
神よ 今、我らの手に
光の愛を
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