幽閉 序章、 物自体の仮定、/狩心
パーティーへ乱入して、
新郎新婦の間に分け入って、
わたしがあなたたちの子供だったの!と奇声上げる
過去に生まれた愛さえも、
新しき想像妊娠の前では無力だった、
沈黙の客席、その大広間に
「時限爆弾が設置されているわっ!」 その怒号、
みんな一斉に閉鎖されている部屋の壁という壁すべてに
ドアというドアを作り始めて脱出しようとするが・・・
爆弾は容赦なく期限を迎え、
新しきその 何もない部屋には
否むしろ部屋とはもう呼べない そのものには
わたしがあなたたちの子供だったの!
という言葉だけが残った
荒れ狂う竜巻の砂漠に
たった一時の平安を求めて
建造物がま
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