闇のさなか/
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夜が落ちてくる
夕闇の秋
空に残る青の名残
雲の陰影
輝き始めた三日月と
まだ小さな一番星
切り取られたような山際に
影絵のような樹木達
光と影の混在は
もう指先まで押し寄せていて
わずかに存在する
闇の中でも
生きている
自分自身を確かめている
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