独白/……とある蛙
 
      どんなに鮨が旨いの不味いの言ったところで
           砂糖と塩ほどもその味に差はなく
           食感と言ったところで石と布団ほどの差はない、
           主食が飯であることも変わらない。

    だったら生きて行けるだけでも有り難いと思って
    嫌なものを食べるときは酒をたらふく飲んでしまえば何とかなる
    嫌な人間に出会ったときも一人で酒をたらふく飲めば何とかなる。
    嫌な出来事に出会ったときは酒をたらふく飲めば何とかなる。
          
          結局解決にはならないのだが。


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