文系の為の数学講座 第二回/0
本題。
「一対一対応」ってのは簡単に言えば、「何かの一つと他の何かの一つを対応させ
る」こと。
当たり前のようですが、これが数学の基本です。
そして、「一つと一つを対応させる」ときに大事なのは「重複させずに」「一つと一
つを対応させる」ことです。
身近な「一対一対応」の例として「指折り数える」ことがありますが、これは、指と
物を「一対一対応」させてるわけです。
指を折らなくとも、数を数えること自体が数字と個数を「一対一対応」させてるとも
言えるでしょう。数字自体に「一対一対応」の意味を含ませているわけです。
と言った所で嘘が含まれています。
このとき言う数字というのは、実
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