文系の為の数学講座 第二回/
 
う。
 m と n は既約とします。
そう、 m と n は既約なのです。
既約、とは公約数を持たないのです。
でも、今、現に m と n は 2 という公約数を持ってますよね。
ああ、慌てないでください。
これで良いのです。
これは、 √2 が分数の形で表せる、と仮定したからいけないのです。
ということで、 √2 は 分数で表せませんので、有理数ではない、ということになり
ます。
これで証明終了です。

ということで、 √2 は無理数です。
さて、本題を忘れてますが、代数的無理数ってのは方程式の解になる可能性があるっ
てことでしたね。
別の言い方をすると、有理数の
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