かくになんてなかった/キメラ
うたってくれないか
あぶらの歌
あの日
熱狂的な夕日の影で
おまえと遊んだ
あの坂道がもえていて
すべてが嘘で
裏切りのしめじ
香ばしいおまえ
あたらしい秩序でベットにした
およぐ
しめじらしさは
いつでもおまえで
収穫のメモリアル
あの夜につたわらなかった
つたえきれなかった
香り
豚、豚、牛
鳥、鳥
とりみだすように綺麗な
そんなおまえだけが世界の角煮で
甘いたれが生活で
からめて
むして
ちぎって
きざめ
もう帰ってくれないか
わしづかみで
きえれ
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