ランチタイム/オノ
 
と、いつもの
ランチボックスを抱えたケイティがやってきて、向かいに
座った。
「意見が合わなかったの。」
ケイティは、自分がクリスティにローラとの仲直りを
打診したこと、断られたこと、それから、それでも
クリスティはローラと仲良くしたいと思っているはずだ、
ということを言った。
ローラはケイティが、しばらく話さないうちにより魅力的な
少女に成長していることを感じていた。
以前よりずっとケイティが好きだと感じるようになった。
クリスティは頑強な女の子だったけど、今回はさすがに
すぐに折れてローラと仲直りすることになった。


結局ローラは、ジェシカとのごたごたが尾を引い
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