何かから隠れるように歩く夜/faik
 
ギャルの目で嫌にギラつく偽物の瞳

粉っぽい瞼で今宵も肉感を乞い

反り返る喉に浮き出るあでやかな笛

すれ違う人に疚しさ 下を向き

何かから隠れるように歩く夜
戻る   Point(1)