Episode/
大祐
我ら、片腕を失った戦士
我ら、片腕を失った詩人
我ら、両腕を捧げた創作人
激痛を伴う言葉の雨が止まない
無くした腕が軋む、書け、叫べと我らに訴えかける
血だらけの掌で抱きついて持たれかかる
優しさという腐敗にたどり着く
我ら生まれてはいけない言葉を紡ぐ
我ら存在してはいけない言葉を刻む
「不可」
我ら、どれだけ失っても伝えよう
我ら、どれだけ傷ついても伝えよう
必要な痛みという存在を
¬Knot¬
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