ある詩人の断章/
アラガイs
朝に堕ちれば山が在り
迎える刻にも海はある
いつまでも生い茂る森のなか
陽射しに誘われ花も咲く
ひとにはとおく
けものには為れず
流れる水を汲み上げる朝に
映る瞳の影はつめたく
ひとり明日の宵を語る
夜はあまりにも長すぎた 。
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