ほのぼのとずっと/
吉岡ペペロ
路駐した車に戻りながらひとを探していた
心当たりは遠くで
そう
ほのぼのと淡くずっと一緒に
ずっと一緒にいたかった
秋であるのに春の夜のようだ
ほのぼのとした淡いかなしみが
すこし冷えた夜の風に漂っていた
路駐した車に戻りながらひとを探していた
心当たりは遠くで
そう
ほのぼのと淡くずっと一緒に
ずっと一緒にいたかった
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