詩人になんかなれない/梅昆布茶
 
ほっこり埼玉古墳群をあるいていた

歴女の可愛いのがいた

当然ナンパ


アクセサリーを買ってあげた

逆なんされる可能性のない不細工は

こうして愛にいそしむのだ


僕だってカノジヨみたいのはいるが

なんせ男好きのする子持ちで

僕の序列は十番目ぐらい

待ってるうちには死んじゃうし…


新たな可能性を求めて

ナンパですが虚しいな〜


ルノアールの美少女が大好きだった

吹奏楽部の彼女がそっくりだった

遠くから見ているだけ

幼い恋はどうせ叶わないし


田んぼのなかで

彼女を思っていた

ちょっと
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