新米を喰らう季節に/
徘徊メガネ
風に靡く黄金色の原の影
命のバトンが渡されてゆく
円環が不満で逃げ出す者も確かにいるが
伸びた影が同化するまで私は此処に立っていたいと願い続ける
そして
引き継いで何かが残った
そう信じたい
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