佐野元春/はだいろ
 
んなに、友達が、
あなたの歌を聴きたいかを説明できたら、
きっと、
佐野元春は、たったひとりの友達のためだけに、
一晩中でも歌ってくれるだろう。

だけど、
今夜、佐野元春に、
コンタクトを取るのは、とてもとても難しいだろう。
ぼくにはその方法がわからない。
もし、
この詩を、あなたがどこかのカフェででも読んでくれたら、
ぜひコンタクトしてほしいと思う。
友達は、
あなたの歌が、
どうしても今夜、生で聴きたいと、言っています。
ぐらぐらの奥歯をかみしめて。







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