(Wait in the park:)/
雅寛
る。
あの場所で、未だ世界を終わらす妄想に浸っている。
僕は一人で泣いている。
君が居ない、未来に耐えきれなかっただけさ。
そして緑は増え続ける。思い出なんか忘れるスピードで。
輪廻する、星霜は輪廻する。僕等が刻んだ手首の傷も治る位。
僕は、もう一度、君と、擦れ違う、あの時が来たら、
あの公園で、白い天使の羽根を生やして待って居るよ。
今度こそ、永遠を……。
(Wait in the park:)
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