あかるい夜の かなしい部分/はるな
 

あかるい夜の
かなしい部分が
ループする
いのりは届かず
夜はいよいよ
のびきって

かわいた言葉が
なげ出されるころ
しらじらしい
いたみが
部屋の明暗を
分けていく


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