ずっと生きてる/ハリマ
わたしは健康な子供だった
骨折はしたことないし
入院だってしたことがない
ただの死にたがり思春期
手首にカッターを当てて満足する。
なににも夢中になることのない
つまらない子供だったのだ
私は16歳になった。
倫理の教科書で読んだことがある
大人と子供の中間。青年期
私には夢中ができた
幾つも楽しみができた
顔を思い出すと吐き気のする
元カレができた。糞なSEXをした。
必要とされる喜びを知った
本当の愛しさを感じた
私は愛のあるSEXを知った
死ぬまで一緒にいたい人ができた。
いっぱい言葉をもらいました。
私は死にたくなんかない
なるべく同じだけ生きていたい
ちょっと中央病院まで。
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