花言葉/
花キリン
苦手なんですよ
花の名前を覚えるのが
花言葉なんて
無縁なものだと思っていました
すれ違ったのは
昨夜のような満月の夜でしたね
苦手な記憶が刺激を受けて
分厚い花の図鑑を取り寄せました
日記の間に花言葉を
秘め事のようにしおりとして挟んだ日
夢を見ました
花言葉を楽しんでいる二人
どんな花言葉で会話したのか
思い出すことは出来ないのですが
確か秋の入口でした
まだ余白一杯の若い日でしたね
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