黄昏時/
花キリン
演出者になろうとしています
時間の裾を踏みつけ転ぶような姿勢で何を急いでいたのでしょうか
時間の手すりからは
寄りかかろうとしていた重さを測ることができるとも言われています
だから黄昏時になると
鎮魂するものが空に向って身を屈めようとしているのかも知れません
わたしはわたしの言葉で一日の締めくくりをと考えています
見え隠れするものを洗浄し明日へと引き継ぐものを探し求めていくのです
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