名もない詩/番田 
 

目の前にいつも言葉にできないものが転がった
私が 一人で なにかを思う時に
きっと それは 寂しい出来事なのだろう…
この街の表現されることの無い疲れが
遠い未来の誰かに語りかけた幻…
それが何なのかを確かめてみたい
希望する自分の姿を無くした人々の目…
子供は老人のように年老いていた
僕は壊れかけたギターを手にとって
Mr.Childrenの名もなき歌を歌った…
この街ではもう 誰に語られることの無い物語

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