遺書にはならない足跡/セグメント
 
これらを踏まえると、私は多重人格なのではないかと思った。
 後述するが、この後も「彼女」は何度か出て来ており、他にも、表には出て来ていないが、男性が一人と、赤子のような子供のような性別不明の子が一人、私の中にはいる。少なくとも、いると私は思っている。存在を感じるのだ。決してそれは否定出来ない。否定出来るなら、どんなにか楽だろう。
 また、以下も後述するが、過呼吸を数度、起こしており、その後、自分の部屋が自分の部屋でないように感じてしまうという現象も体験した。これが解離と呼ばれるものではないだろうか。
 インターネットで検索し、本屋で本を立ち読みした程度の知識だが、私にはどうにもそう思えて仕方ないのである。
 上記の出来事以降、非常に疲れやすくなってしまい、過度の緊張と不安を日常生活に覚え続けている。いつ頃、解放されるのだろうか?
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