遺書にはならない足跡/セグメント
人にまみれることが得意だという人間はあまりいないだろう。程度の違いなのだ。分かっているつもりだ。
しかしながら何故、私はこのようにストレスを受けやすいのか。そういう性質だ、そういう性格だ、そういう人間だと言われてしまえばそれまでだが、私は生きている限り一生涯、これと付き合って行かなくてはならないのかと思うと、眩暈を覚えそうになるくらいには気が滅入るのだ。
病人に選択肢はない。まさしく、その通りだ。私が病人かどうかは先に述べたように分からないし、知らない。だが、どこまでもどこまでも私という人間は私という人間ごと、私に付いて来る。選択肢はない。付き合うしかないのだ。この世界で、現実で、日常で、
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