遺書にはならない足跡/セグメント
ている人々は割合に多く見掛ける。私も全く外食をしないわけではない。だが、元々、外食の頻度が低いせいもあるのだが、月に一度、あるかないかになっている。小腹が空けば、コンビニエンスストアでツナおにぎりを購入することもある。けれど、何の抵抗もなくそれを口にしているとは決して言えない。スーパーの食料品売り場で、お惣菜や寿司を見ている人々も割合に多く見掛ける。
しかし、国産の表示だけでは私はもう惣菜を買うことは出来ない。寿司や海産物など以ての外だ。そんな私がおかしいのだろうか?
このような日常的ストレスに晒された中で、私は近頃、ひとりきりだという自覚を強く強く覚えている。覚え続けている。人生がまるで独
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