のっぺらぼう/梅昆布茶
 
手のひらの
指紋をみたら
のっぺらぼうだった

鏡をみてたら
右とひだりが
わからなくなった

君と話してたら
とても
悲しくなって
それでも
静かに笑っていた

本当はキスを
したかったのに

空の月は雲と遊んでるし

ぼくは君と
暮らしたいと思ってる

世界は
箱庭のように
見えるし

君がぼくの
箱庭を
組み立てて
いるのかな

そうだといいけど


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