詩を書くこと/草野春心
 


  約束なら
  平気でそむいてきたし
  きみの愛も
  ぼくは貶めてきた



  それは今更、
  謝るつもりもない
  反省もしないけれど



  詩
  それだけは
  背すじをのばして書いていたい




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