おんなじうんこ/吉岡ペペロ
二日目からは午前中で仕事は終わった
辺見えみりみたいな顔をした通訳と食べたくもない昼飯を食べ
午後は好奇心旺盛なお客さんと街中に繰り出して市場や庶民的なデパートを歩いた
たぶん二日目からはおんなじうんこが出ていたのだろう
女遊びもせず深酒もせず食べて喋り歩いた
なにも食べず黙りじっとしていたのは海に沈む夕日を毎日2時間見つめていたときだけだ
日が刻々と沈んでゆく
光りは天に消えてゆく
黄いろや白色の光りが
オレンジ、ピンク、灰
パープル、そして、赤
日が刻々と沈んでゆく
光りは天に消えてゆく
二日目からは午前中で仕事は終わった
辺見えみりみたいな顔をした通訳と食べたくもない昼飯を食べ
午後は好奇心旺盛なお客さんと街中に繰り出して市場や庶民的なデパートを歩いた
たぶん二日目からはおんなじうんこが出ていたのだろう
女遊びもせず深酒もせず食べて喋り歩いた
なにも食べず黙りじっとしていたのは海に沈む夕日を毎日2時間見つめていたときだけだ
戻る 編 削 Point(1)