* 今日までの常識、明日は非常識/藤鈴呼
物々交換では 互いに価値観が違い
交渉決裂する場合も有った
故に 取引材料で有る 現金が出来た
そう考えると
紙幣は 「気の効く」存在と
言うことに なるでしょう
果たして 本当に
気が効いて 居るのか
又聞きした 誰かの糧に
成っているのでは 有るまいか
高利貸しなんて言葉も 昔は無く
小売り貸しもせず
氷 菓子 の 交換だった訳で
便利な存在の 裏側を見ると
ハッとすることは 良く有ります
手作りのもの 心の込め方
交換の際は 各々が 考えるでしょう
これは何円です
表示されるのは 非常に楽だけれど
通り一辺倒 脇目も振らず進むのは
非常に 危険ですね
感情の 入り込む余地が無く
金額の同じ 二つの商品は
同価値だと 思い込む
実際 そうして世界は
回って 居るのですが
交換時代に 戻りたいとは
誰も 言わぬのですが
何かが 剥がれかけて行く
音だけが 響くようです
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