kiri/
ゆうと
かわいそうね
かわいそうね
きみはもういないのね
ぼくは天才だから
かわいそうね
かわいそうね
きみをみているとかなしくなる
ぼくは天才だから
高い山にのぼってね
そこからみえる夕日が
だれにもみせられなくって
ぼくはあがいたよ
だれのためにときかれたら
きみのためだといったけど
それはうそだったな
きみには感謝してる
かわいそうね
かわいそうね
きみは棺にはいるのね
うつくしく化粧をして
花にかこまれてきみは散る
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