善悪/洞野いちる
 
作 ゆうすけ


ぼくはぜんあくにしばられずに、
いきていきたいです。

ぼくのおとうさんはせいぎのヒーローでした。
マントのかわりにはいいろのせびろをきて、
ぼくをたたこうとするおかあさんからいつもまもってくれていました。
おこったおとうさんは、おかあさんをかべになんどもつよくつきとばしていました。
ちからもちで、かっこよかったおとうさん。
そんなかれがあるひとつぜん、ワルモノになってしまいました。
たくさんのおまわりさんがいえのまわりをかこんでいました。

おとうさんがつかまったりゆうは、
おかあさんをたたいたりつきとばしたりしたのがげんいんでした。
おとうさん
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