物語の浜辺の中で/番田 
 

一体誰と何をしに行くのだろうと思った
私はこれからどこに行くのだろう
私は きっと いつも 知らない誰かと手を繋ぎたかった
いつもそこでぼんやりと流れる時の中で
ぼんやりと立ちつくしていた だけど思い出は いつも きっと 何かがたぶんおかしかった
見ていた風景である それは 夢だったのかも知れないが

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